BISAINEX🄬高輻射微細放熱技術とは?
BISAINEX🄬高輻射微細放熱技術とは、アルミニウムなどの金属表面を微細に加工し、表面積の拡大と放射率の向上によって放熱性能を高めるとされる技術です。
ナノ〜マイクロレベルの構造形成により、熱伝導と輻射放熱の両面から効率的な冷却を目指す設計思想とされています。電子機器や高発熱部材の温度管理用途を想定した表面改質技術の一種です。
「物理的な限界」を感じていませんか?
安定稼働、デバイスの長寿命 すべては「放熱」が決め手になります
「これ以上の高性能化は、熱的に不可能なのか」。あらゆるデバイスの小型化・高出力化が進む現代、多くの設計者が「物理的な限界」という目に見えない壁に突き当たっています。
-
01.小型化・薄型化の限界
フィンスペースが設計を制約し、筐体デザインの自由度が失われます。
-
02.発熱量の増大
高密度実装により局所的な熱集中が深刻化し、部品信頼が低下します。
-
03.寿命・信頼性の低下
熱ストレスが製品寿命を短縮し、クレームやリコールリスクが高まります。
-
04.放熱コスト増大
高密度実装により局所的な熱集中が深刻化し、部品信頼が低下します。
SOLUTIONBISAINEX🄬
自然構造からの着想、輻射放熱の革新
この技術の原点はモルフォ蝶をはじめとする「自然構造からの着想」にあります。鮮やかな色彩を放ちながら決して色あせることのない自然物の「構造色」。私たちは、この生物の優れた仕組みを光学に応用するバイオミメティクスの視点を取り入れ、長年研究を重ねてきました。
従来方式フィン型ヒートシンク
- 伝導伝熱主体
- スペース・重量・コスト大
BISAINEX🄬微細構造表面処理
- 放射伝熱主体
- フィンレス・平板構造
- 密閉空間にも対応可
FEATURESBISAINEX🄬
4つの訴求ポイント
-

放熱性能大幅向上
処理有無で約20℃差、素子温度を安定させ製品寿命を延ばします。
詳細を見る -

密閉空間での放熱
電磁波として空間内に熱放射。防塵、防水筐体にも適用可能です。
詳細を見る -

小型・軽量化
大型フィンを無くし平板構造に置換。省スペース設計が可能です。
詳細を見る -

設計・自由度の拡大
フィン削除により筐体デザインの自由度が向上。取付方法も多様化します。
詳細を見る
POINT 01放熱性能大幅向上
BISAINEX🄬は、アルミニウム表面に独自の化学処理を施すことで、赤外線波長に適合した微細構造を形成します。これにより輻射率が3.9%から82.5〜93.9%へと劇的に向上し、物体が熱を外部へ放射する能力(輻射放熱)が大きく高まります。密閉環境における実測では、処理なしの素材と比較して約20℃の温度低減を達成しており、電子機器や車載システムにおける過熱トラブルの抑制に直接貢献します。LEDモジュールへの適用では、発光効率の長期維持と製品寿命の延長効果も確認されています。温度が下がれば機器の故障率が下がり、製品の信頼性が上がる——BISAINEX🄬はその好循環を、表面処理だけで実現します。
POINT 02密閉空間での放熱
従来の放熱設計では、ヒートシンクへの通気確保が不可欠でした。ファンや通気口がなければ、熱が逃げ場を失い機器内部に蓄積するためです。しかしBISAINEX🄬の輻射放熱メカニズムは空気の対流に依存しないため、ファンも通気口も設けられない完全密閉の筐体でも、高い放熱効果を発揮します。防水・防塵規格が求められる産業機器、屋外設置のパワーコンディショナーやインバータ、車載用照明・センサー類など、過酷な環境下での信頼性を高めたいあらゆる用途に対応できます。「密閉できないから冷やせない」という設計上の常識を、BISAINEX🄬は根本から覆します。
POINT 03小型・軽量化
放熱フィンは有効な冷却手段である一方、筐体スペースと製品重量を大きく占有します。フィンの形状や取り付け位置が設計の制約となり、機器全体のレイアウトを制限することも少なくありません。BISAINEX🄬処理を適用すれば、フィンを省略または大幅に縮小でき、機器全体の小型化・軽量化が可能になります。AI・5G通信機器、データセンターサーバー、電気自動車(EV)のバッテリーユニットなど、限られた空間に高密度の電子部品を収める必要がある分野において、BISAINEX🄬は設計の自由度を飛躍的に高めます。小さく、軽く、そして確実に冷える——次世代デバイス設計の新たな選択肢です。
POINT 04設計・自由度の拡大
BISAINEX🄬はアルミニウム表面への化学処理で機能を付与するため、形状の制約がほとんどありません。従来の放熱フィン設計では、フィンの高さ・ピッチ・向きが製品デザインを大きく制限していました。BISAINEX🄬採用によりその制約から解放され、産業機器の意匠設計、インテリア照明のスリム化、モビリティ機器の空力最適化など、機能と美観を両立した製品開発の幅が格段に広がります。
DATA実証データー
3つのケーススタディ
CASE-01 放熱性能−20℃
同一条件・同一熱源での温度比較
CASE-02 小型化Fin削除
ヒートシンク高さの比較
CASE-03 LED照明長寿命化
LED照明の筐体事例
Process
- 1お問合せ
- 2サンプル検討
- 3評価試作
- 4量産・採用
FAQ良くあるご質問
-
Q1:どのような素材・製品に適用できますか?
アルミニウム素材への表面処理により放熱機能を付与します。筐体形状の制約が少なく、産業機器・車載部品・LED照明器具など幅広い製品に対応可能です。まずはサンプル検討からご相談ください。
-
Q2:どの程度の温度低減効果が期待できますか?
実測データでは、処理なしの素材と比較して約20℃の温度低減を達成しています。輻射率は従来の3.9%から最大93.9%まで向上し、密閉環境でも高い放熱効果を発揮します。効果は素材形状や使用環境によって異なりますので、詳細は評価試作にてご確認いただけます。
-
Q3:導入までの流れを教えてください。
「お問い合わせ」→「サンプル検討」→「評価試作」→「量産・採用」の4ステップで進めます。まずはお気軽にお問い合わせください。担当者よりサンプル処理のご提案をいたします。
